バッタの島
野山北・六道山公園管理所周辺で草刈りが行われました。
しかし、島状に刈り残しがあります。この刈り残しには意味があります。
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原っぱのなかをのぞいてみましょう。

「ここにも、そこにも、あそこにも…」
そこら中、バッタだらけです。中を歩くとバッタたちが飛び交います。

中でも一番多いのは、目の下の模様が涙目に見えるツチイナゴ。
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茶色いもの、緑のもの、羽がまだ短い幼虫など、色々な姿で見られます。

また、ススキにたくさんの「かじった跡」があり、その葉っぱを良く見ると、裏に隠れている別のバッタがいました。

葉っぱの右側からのぞくと、葉っぱの左側へ「くるっ」と回りこみ、
反対側からのぞくと、やはりまた反対側へ「くるっ」と回りこむ…
なかなか姿を見せてくれない、ショウリョウバッタモドキです。

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見た目には、ショウリョウバッタに似ますが、体つき、足の長さ、触角など、身比べるとだいぶ違いがあります。何より「くるっ」と葉の裏に隠れるのは、ショウリョウバッタにはない彼らの特徴です。
公園の中でも、見られる場所が限られている、ちょっと珍しいバッタです。

この原っぱは、彼らのために刈り残したものです。
少し前までは、キリギリスの仲間が多く見られました。今は、コオロギたちも沢山聞こえます。時期によって、見られる種類が変わってきます。

刈り残しの原っぱを見かけたら、ぜひ「バッタさがし」をしてみて下さい。
by noyama-p01 | 2011-09-18 18:07 | 生き物情報
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