竹でつくる暮らしの道具(2/12・25)
里山スローライフ講座の第3弾「竹でつくる暮らしの道具」が行われました!
講師は、おなじみ‘長野修平さん(ネイチャーワークス)’です。
2回連続講座の第1回目は、竹を使って‘マイ箸’づくり、
第2回目は竹の‘トング’づくりでした。

まずは、第1回目の様子から。
里山スローライフ講座は材料採取から始まります。
長野さんから、「材料に適した竹の選び方」や「伐採の仕方」などのレクチャーを
いただきながら、公園の竹林から竹を切り出します。
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作る箸の長さに合わせて切り出していきます。
だんだん細かくなっていく作業に皆さんも真剣そのもの。
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形を整え、やすりを使って丁寧に磨いている様子からは、
理想の作品づくりへの強い想いが感じられました。
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午後からは、箸入れづくり。
真竹と虎竹から好きな方を選び、デザインもその人によって違う、
世界で一つだけのオリジナル箸入れが完成!
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「会心の出来!」「里山民家に来るときに、持ってきます。」など、
皆さん大満足だったようです!

続いて、第2回目の‘竹トング’づくり。

切り出しまでは前回とほぼ同じ作業内容ですが、
今回はだんだんと難易度が増してきます。
2本に切り出した竹を削って、持ち手の連結部を合わせます。
少しでも角度が合わないと歪んでしまい、うまく物が挟めなくなってしまう繊細な作業。
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最後は、銅線を巻いて固定すると完成です。
長野さんによれば、銅は殺菌作用があるため台所道具にはもってこい!だそう。
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「箸づくりよりも難しかった。」と苦戦した今回の‘トング’づくり。
完成した作品がこちら!
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これで今年度の里山スローライフ講座の全講座が終了!
「物づくりの楽しさだけでなく自分を見つめる機会にもなったような気がします!」との声も。
物づくりの‘スロー’な時間から、きっと大切な何かを学べるこの講座。
来年度は一体どんな作品・人びとに出会えるでしょうか?
by noyama-p01 | 2012-03-10 21:59 | 公園イベント
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