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1月23日のガイドウォーク
1月23日のガイドウォークは、人による利用と、鳥を中心とした生き物による利用の、2つの見方から里山を紹介しました。
一昔前まで、人間は松やコナラなど、里山の樹木を、それぞれの特徴を活かしながら、家の素材や道具として利用してきました。写真の籠は、堆肥にする落ち葉を集めるのに使っていたもの。樹木だけではなく、落ち葉までも生きる為に活かしていたのですね。
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人以外の生き物も里山を利用しています。
笹藪には、ウグイス、開けた田んぼにはツグミ、葉が茂った林にはシロハラなど、里山には様々な環境があるから、様々な鳥が生きることができるのです。
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開けた地で、参加者は地面に座ったり、横になったり、思い思いに広がりました。目をつむり、自然の音に耳を傾けます。人の声が消えると、シロハラやヒヨドリなどの鳥の声、風にそよぐ葉の音が聞こえ始めました。
枯れ草の甘いにおいがし、里山の自然の中に、溶け込んだような気分になりました。
この場所は私たちにとって、とても心地よく、同時に他の生き物も、心地よいんだということが、優しい自然の音色から、実感できた気がします。
一度は失いかけた里山ですが、私たちは、再び取り戻さなければいけない。レンジャーのメッセージは、参加者のみなさん、子どもたちにも届いたことと思います。
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*レンジャー部インターンレポート
by noyama-p01 | 2011-01-23 17:30 | 公園イベント
手のり蝶
公園で、一匹のチョウと出会いました。
ムラサキシジミ。
翅(はね)を開くとルリ色なので、飛んでいると、ルリ色の光が瞬いているようです。

そっと近づけば、手にのせられると聞いて、ゆっくりゆっくり近づきました。
でも目を離さないように!
ムラサキシジミは、翅を閉じると枯草色。見失ってしまいます。

手が届くくらい近づいたら、舐めた指を、ムラサキシジミの後ろ側から、ゆっくりゆっくり近づけます。
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指が当たったら、ムラサキシジミはしばらく足踏みしてから、私の指をゆっくり登ってきました。

 まさか本当にのってしまうとは!!
 ルリ色の美しさが際立ちます。

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 でも、近くで見てみて、初めて気づきました。

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ムラサキシジミの美しさは、ルリ色だけじゃないんです。
翅を閉じた時のキラキラ光る茶色も、体のわりに、大きくぱっちりした目も美しい。

指に乗せられる蝶は、ムラサキシジミだけではないそうです。
ウラギンシジミやタテハチョウの仲間も。
蝶が「まったり」している時がチャンスですって!

*レンジャー部インターンからのレポートでした。
by noyama-p01 | 2011-01-22 08:53 | 生き物情報
冬の里山歩きの楽しみ~コウヤボウキ~
冬の尾根筋でよく見かけるコウヤボウキ。
すでに花は終わり、種になってしまいましたが、
これはこれで、ほわほわしていて花と間違えてしまうくらい可愛いものです。
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よく見てみると、ほんのり赤味があるものもありました。
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種を見てみましょう。
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タンポポとは違い、なんだか重そうな種。
ふっと吹いてもコロコロコロ~と転がるばかりで飛びそうにありません。
あまり飛ぶことはないのでしょうか?

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近くに種が落ちるからなのか?
コウヤボウキはしばしば大きな群生を作ります。

夕暮れ時、斜めから入る太陽の光がコウヤボウキにあたり、
綿毛がキラキラ輝いていました♪
by noyama-p01 | 2011-01-21 09:53 | 生き物情報
オギで作る!箒(ほうき)作り
里山スローライフ講座「里山素材のそうじ道具」がいよいよ開講!今回は、2回連続講座でオギの箒作りを行います。第1回目の今日、まずは民家前の湿地にみんなで材料のオギを採集!
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冷たい木枯らしが吹く中、剪定ばさみでチョッキン、チョッキン。取ったけど、穂がついていなかったり、間違えてヨシを採集してしまったり…参加者の皆さんは悪戦苦闘!

しかし、これだけでは終わりません。
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オギを適度な長さに切り、袴(ハカマ)と呼ばれる部分を取り除き、さらに穂の部分の種を取ります。これがなかなか一苦労。「なかなか大変な作業ですね」との参加者の声に「スローライフはクロウ(苦労)ライフなんですよ」と笑って答える長野さん。どっと笑い声があふれました。
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材料がそろったところで、それぞれ好きなタイプの箒を作り、オギを束ねて紐で固定していきます。
参加者全員、長野さんの手元の動きに釘付けです。

色とりどりの紐を使って、参加者の個性豊かな作品が勢ぞろい♪
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次回は、小枝を利用した柄付きの箒づくりに挑戦。どんな箒が出来上がるのか、楽しみですね!
by noyama-p01 | 2011-01-18 14:09 | 公園イベント
コブシの冬芽とカマキリの卵 仲良く春を待つ?
暖かそうな毛皮のコートに包まれたコブシの冬芽。
春分を過ぎた頃、コートを脱ぐようにして一斉に白い花を咲かせます。
白い毛皮のコートは青い空によく映えます。
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よく見ると、冬芽に混じってハラビロカマキリの卵が付いていました。
冬芽の真似をして隠れているようにも見えます。
実際はお互い何の関係も無いのですが、じっと寒さに耐えている点では同じ仲間ですね。
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どことなく仲良さげに見えてきます。

冬は生きもの達にとって厳しい季節。
それぞれ独自の知恵で冬を乗り切っています。

生きものたちが素敵に見えてくる冬なのです。
by noyama-p01 | 2011-01-16 18:51 | 生き物情報
まゆだま
今日は地元・岸の「岸まゆだま保存会」の皆さんに教えて頂いてまゆ玉づくり。
今回使うのはコナラとアラカシ。雑木林の手入れをしているボランティアメンバーが選び抜いて伐ってきました。

みんなであれこれ言いながら枝ぶりを整えます。後方で湯気を立てているのはまゆ玉団子。竈に火を入れて蒸かしています。
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いよいよ飾り付け。お団子は公園で育てたお米の粉で作ります。みかんも公園のみかん畑で収穫したものです。上の枝にもつけてくださいね~
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母屋の中が急に華やかになりました♪
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「岸まゆ玉保存会」の皆さんと、公園ボランティアのみなさんと記念写真。どうもありがとうございました!!
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都立野山北・六道山公園のある地域は村山大島紬の産地でもあり、以前は養蚕がとても盛んでした。
「よく蚕が育って良い糸ができますように」と願いを込めて、まゆ玉を飾ったそうです。

まゆ玉は14日の小正月に飾って、16日に外し、お汁に入れたり焼いたりして食べたそうですよ。
里山民家ではたくさんの方に見て頂けるよう、1月末まで飾っています。
皆さまのお越しをお待ちしています!!
by noyama-p01 | 2011-01-13 18:24 | おすすめ
冬の野鳥観察会
2011年一回目のガイドウォークは大畑レンジャーが担当しました。参加者に双眼鏡を貸し出し、野鳥を探しながら、里山をゆっくりと歩きました。雑木林に入った所で、穴が沢山あいている枯木を発見。公園では、人が通る際、特に危険のない枯木は伐らずに残しています。そうすると、そこにアオゲラ(キツツキ)がやってきて、枯木に隠れている虫を食べたり、巣を作ったりすることがあります。
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アオゲラ
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ビオトープに移動中、木の上にとまったカシラダカを発見!
しばらくじっとしていてくれたので、望遠鏡や双眼鏡を使って、木に止まっている姿をじっくり観察しました。
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カシラダカ
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人の手によって、ヨシ原から湿地へと再生した「ビオトープ」。そこには、埋土種子からよみがえったタカアザミが沢山の種を付けています。自分の身長ほどあるアザミから穂をつまみ、風に飛ばしてみました。湿地の再生や雑木林の自然環境保全の取り組みについても、ガイドウォークの中で紹介しました。
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東地区にてオオタカに出会った時の話をしました。オオタカが一年生きていくのには多くの命が必要であることを話しました。その後に、人も多くの命で支えられている点で同じであること、その大切な命の繋がりを忘れないでほしい、というメッセージを伝えました。
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里山はいろいろな命の繋がりを感じやすい所です。また、足を運んでその大切な繋がりを感じに来てくださいね。

*里山民家13:30スタートのガイドウォークは毎月第二、第四日曜日
詳細はこちらをご覧下さい。
by noyama-p01 | 2011-01-10 18:21 | 公園イベント
2011年本年もよろしくお願い致します
あけましておめでとうございます。
今年もスタッフ一同、皆様に愛される公園づくりに取り組んでまいります。
本年もよろしくお願いいたします。

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by noyama-p01 | 2011-01-01 00:05 | インフォメーションセンター